昨季2年連続のサイ・ヤング賞に輝いた最強左腕タリク・スクバル投手(29=タイガース)の〝1試合限定登板〟が波紋を広げている。スクバルは米国代表として出場するWBCに向け「1試合しか投げない」と明言。それも登板は格下の英国戦が有力視されている。

 一方、もう一人のサイ・ヤング賞投手、ポール・スキーンズ(23=パイレーツ)は準々決勝以降を含め2試合に登板する決意を明かすなどまさに対照的で、スクバルの消極的な姿勢に批判の声が集まっている。

 そんな中、米国代表の〝第3の先発投手〟と目されるローガン・ウェブ投手(29=ジャイアンツ)がポッドキャスト番組「ファウル・テリトリー」に出演し、スキーンズと同様に2試合に先発することを認めた。さらにスクバルの1試合限定登板については「そのことで軽く扱われているように感じる」と苦言を呈し「(WBCは)たったの7試合だよね? 彼らはたった7試合だということを理解していないと思う。私は最後までやり遂げる。マーク・デローサ(米国代表監督)に私の投球内容をある程度指示させるつもりだが、私は自分が投げる内容を理解している。2人とも先発投手になることは分かってる」と代表としての責任感をにじませた。

 ウェブは2021年から5年連続で2桁勝利、23年から3年連続でリーグ最多の200イニング超えを果たした鉄人右腕。15勝11敗、防御率3・22を記録した昨季は224奪三振で自身初タイトルとなるナ・リーグ最多奪三振に輝いた。