オーストラリアのアンソニー・アルバネーゼ首相は、キール・スターマー英首相に書簡を送り、アンドルー元王子の王位継承権をはく奪する案を支持することを伝えた。英紙エクスプレスが23日、報じた
アンドリュー・マウントバッテン=ウィンザー氏ことアンドルー元王子は、英国の貿易特使を務めていた2010年当時、小児性愛者の友人故ジェフリー・エプスタイン元被告に機密情報を漏えいした疑惑で19日に逮捕された。現在も捜査を受けており、英当局者は先週、政府が王位継承権はく奪のための法案を検討していると述べていた。
アルバネーゼ首相は、現在王位継承順位8位にあるアンドルー元王子をについて「アンドリュー・マウントバッテン=ウィンザー氏をめぐる最近の出来事を踏まえ、わが政府は彼を王位継承権から除外するいかなる提案にも同意する旨を表明する書簡を送付する」と述べており、「これらは重大な疑惑であり、オーストラリア国民はこれを深刻に受け止めている」と語っている。
英政府は先週、公務上の不正行為の疑いで逮捕された元王子を王位継承権から除外するための法案の導入を検討していると明らかにしていた。政府による措置は警察の捜査が終了次第、実施される。
ただし法案立件のためにはチャールズ国王を国家元首とする15か国の英連邦王国すべてからの同意が必要となるため、長く複雑な立法プロセスが必要になるとされている。オーストラリアでは、一部の地方自治体もこの変更を承認する必要があるという。
英連邦王国に属するニュージーランドの首相府も同日に声明を出し、政府が元王子の王位継承権剥奪を支持する方針を示している。












