フィギュアスケート男子のイリヤ・マリニン(21=米国)が、同国ビッグネームの励ましに感謝した。

 マリニンはミラノ・コルティナ五輪のシングルで金メダルの大本命として臨んだが、ショートプログラム(SP)で首位発進から、13日のフリーでミスを連発して8位に終わった。

 失意に追い打ちをかけるように、ネガティブ報道やネット上の批判コメントがあふれた。16日には自身のインスタグラムに「邪悪なオンライン上の憎悪が心を襲い、恐怖がそれを闇へと誘い込む」などのメッセージを投稿していた。

 心の闇が懸念される状況の中、マリニンは米放送局「NBC」の番組に出演し近況をこう語った。「フリー後は浮き沈みの激しい日々で何が起きたのか、その衝撃の大きさを理解しようとして最初は少しつらかった。でも本当にたくさんの愛と支援をいただき、皆が支えてくれました。様々な方が声をかけてくれた」

 その中には、NFLのトム・ブレイディ、NBAのステフィン・カリー、体操女子のシモーネ・バイルズ、米超大物ラッパー、スヌープ・ドッグら著名人がおり「本当に光栄。その日が最高に幸せな気分になった」と感謝した。

 17日には、女子SPを中継した「NBC」の放送席で、同局〝特派員〟で米国チームの名誉コーチとして現地入りしているスヌープと対面したとことが目撃された。少しずつショックは癒えているようだ。