悩みは、強みだった――。侍ジャパン宮崎合宿の17日、大勢投手(26=巨人)が初のブルペン入り。アドバイザーとしてチームに同行しているダルビッシュ有投手(39=パドレス)から明解な指摘を受けた。
この日も多くの投手陣がダルビッシュに悩み相談。練習後に取材対応した大勢は「自分のスライダーはジャイロ回転していて、あまり曲がり幅が出ていないってことを相談した」とやりとりを明かした上で、尊敬する先輩右腕の見解を次のように説明した。
「メジャーリーガーにも似たような投手がいて、比較してもらったら『逆にジャイロ回転するスライダーの方がよかったりする』と言っていただいた。今、大きく曲がるスイーパーだったりは『最初はよかったけど(最近は)打たれ出してきているというデータも出ているから、曲がっているからいいというわけでもない』と言っていただいた」。
投手の進化に対応すべく打者も対策を練って進化するのがプロの世界。トレンドが変わりつつある情勢を端的に伝えられた。単なる励ましではなく、根拠に基づく指摘。大勢のポジティブな受け止めが、ダルビッシュの存在の大きさを物語っていた。












