昨季はドジャースでワールドシリーズの優勝メンバーとなったベン・ロートベット捕手(28)が、目まぐるしすぎる2026年シーズンを迎えている。
昨年7月にレイズからドジャースに加入したロートベットは、ポストシーズンでは負傷したラッシングの代わりに正捕手・スミスの控えとしてプレー。チームの連覇を後押しした。しかし、その後のオフは激動そのもの。ウエーバーを経てレッズに移籍したものの、40人枠確保のための措置でリリースされ、今月6日(日本時間7日)にドジャースに再加入。結局は〝元サヤ〟とみられた5日後に再び枠問題で外され、15日(同16日)にメッツへ移籍した。
この短期間でドジャース→レッズ→ドジャース→メッツとすっかりたらい回し状態。特殊なポジションである捕手、守備力に定評があるからこそといえそうだが、ここまで翻弄される選手も珍しい。
地元ニューヨークメディア「エンパイア・スポーツ」もロートベットの移籍劇に着目。「リリーフ右腕、ヌニェスを60日間の負傷者リストに入れる対応により、メッツは他ポジションでロースター枠を確保した。春季キャンプに臨むにあたり、ロートベットは捕手層を厚くする。メッツが獲得した目的は守備のスペシャリストとして、主力捕手に休養を与えることだ。打力は皆無に等しいが、守備力には存在価値がある」と伝えている。
とはいえ、一寸先は闇。「二度あることは三度ある」とのことわざもあるが、すでにオフシーズンだけでのべ4球団だ。メッツの交流サイト「ラウンドテーブル」では「メッツは再びDFAにするか、開幕ロースターに捕手を3人抱えるかの選択に迫られる。しかし、メッツが投手陣と複数ポジションで不確実性を抱えていることを考慮すれば、後者(捕手3人制)の可能性は低い」と指摘。現状の4番手捕手に当たるヘイデン・センガーがメジャー33試合で打率1割8分1厘、長打率も1割9分4厘であることを挙げ「このポジション争いはかなり流動的」としている。
本人としては早く地に足をつけたいところだろうが、またしても転々とすることになってしまうのか…。












