見慣れないボールの軌道に視線が集まった。WBC日本代表の種市篤暉投手(27=ロッテ)が侍ジャパン宮崎事前合宿(ひなたサンマリンスタジアム)の15日、ブルペン入り。首脳陣、選手たちが食い入るように見守る中、自慢のフォークで存在感を放った。

 井端監督も思わず目を奪われた。「フォークボールが生命線だと思うが、いい落ちをしていた。一定の落ちじゃなく、いろんな落ち方をするのでいいボールだと思った」。打者目線で厄介極まりないボール。特殊球を操る27歳への期待値が高まるブルペンだった。

 熱視線を浴びた右腕は「たぶんフォークが気になって、みんな見ていたと思うんですが、今日はよかったと思います」と、WBC球でも威力を発揮する伝家の宝刀にニンマリ。国際大会で有効な武器となりそうだ。