ミラノ・コルティナ五輪のスノーボード女子ハーフパイプ(HP)で17歳のチェ・ガオン(韓国)が金メダルを獲得。同国内は沸きに沸いている中、12日に行われた同競技の決勝中継を巡るクレームが同国内で上がっていた。
韓国内では、同国放送局「JTBC」が今回の五輪を中継。韓国メディア「スターニュース」によると、女子HPが同局のメインチャンネルで放送されなかったという。「この歴史的な瞬間が、残念ながらリアルタイムで多くの国民に中継を通じて伝えられなかった。JTBCが、メインチャンネルで生中継せず『チェ・ガオン、スノーボードハーフパイプ金メダル獲得』というテロップ一行で処理した」と伝えた。
このときJTBCはショートトラックを中継しており、女子HPは同局のスポーツチャンネルで生放送されていたとはいえ、韓国内ではチェの競技をJTBCで中継すべきだったとの批判が上がったわけだ。
こんな状況にJTBCは「女子HP決勝は当初、JTBCとJTBCスポーツで同時生中継したが、ショートトラック競技が開始されたことに伴い、JTBCはショートトラックに切り替えた。JTBCがショートトラック中継中に再びチェ・ガオン選手の競技に切り替えた場合、ショートトラック競技を視聴できるチャンネルがなくなる。ショートトラックは国民的関心度も高いため、視聴者の選択権を考慮しショートトラック中継を維持した」と釈明した。
こんな批判が起きる背景には、韓国内の五輪テレビ中継が一局であることも影響している。同メディアは「先にJTBCは2026~32年冬季・夏季オリンピックの単独中継権を確保した後、放映権再販売の公開入札に乗り出したが、KBS、MBC、SBSの地上波3社との交渉はまとまらなかった」と説明した。
女子HPは金メダルのチェに続き、クロイ・キム(米国)が銀メダル、小野光希(バートン)が銅メダルを獲得した。












