ミラノ・コルティナ五輪のスノーボード・ハーフパイプ(HP)男子決勝(リビーニョ・スノーパーク)が13日(日本時間14日)に行われ、重傷を負っている2022年北京五輪金メダリストの平野歩夢(27=TOKIOインカラミ)が魂のパフォーマンスを披露するもメダル獲得はならず、7位に終わった。

 開幕直前に複数個所の骨折を負いながら強行出場。試合後、平野は「本当に生きるか死ぬかという気持ちを持って、覚悟を持って挑んだ。納得した結果にはつながらなかったけど、この状態のなかでも出しきれたというのはあって。これまでやってきたことは何一つ無駄ではない。またゼロから、この悔しさをつなげていけるように思っている」と心境を吐露した。

完璧な2本目を見せた平野歩夢だったが…(ロイター)
完璧な2本目を見せた平野歩夢だったが…(ロイター)

 さらに「本当に生きててよかったなと…。ここで初めてやるトリックも出して挑んだので、無事に体が、持どってきてそこはホッとしているところはある。生きててよかったという気持ちになれている」と激白した。

 最後に「これまでの4年はハードなトレーニングを積んできて、ここまで歩んできた。ケガして可能性がないかもしれないことがあったけど、少しでも戻ってこれる可能性があるなら戻ってきたかった。いろいろ条件はハードだったけど、いまできるすべてをやって悔いはない」と語った。