阪神の春季キャンプ大3クール初日となった11日に行われた一、二軍合同での紅白戦(宜野座)は不運続きだった。
紅組先発の伊藤将司投手(29)は、初回2死一塁から佐藤が放った鋭い打球がワンバウンドで左ヒザ付近を直撃。その場で倒れ込むと、トレーナーやコーチに加え打球を放った佐藤も心配そうにマウンドへ駆け寄った。
担架も運び込まれたが、最後は自力で立ち上がり安藤投手コーチに支えられながらベンチへ下がった。藤川球児監督(45)は「当たって普通に歩けてますから、明日以降様子見たいなと思います」と語った。
さらに3回からマウンドへ上がった白組・石井大智投手(28)は無死一、二塁から前川に右前打を浴びた。バックホームのカバーに入った直後だった。三塁側ファウルゾーンで両ヒザをついたまま動けなくなり、異変に気付いたコーチ、トレーナーがすぐさま駆け寄った。
左ヒザ付近を気にする仕草を見せ、苦悶の表情。そのまま担架でグラウンドを後にした。処置を終えた後は車いすに乗り、左ふくらはぎ付近には包帯が巻かれていた。自身初のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)メンバーにも選出され、14日からは宮崎合宿が始まるだけに、まさかのアクシデントとなった。
指揮官自身の経験から「(WBCは)非常に難しい大会」としつつ、今後については「病院に行ってますから。タイガースのトレーナーから報告を聞いて、WBCのその現場と話してからになりますから。まだ2、3日はかかるんじゃないですか」と説明。大舞台を前に、状態の見極めが続くことになりそうだ。













