ドジャースはアリゾナキャンプの非登録招待選手32人を発表した。投手17人、捕手5人、内野手4人、外野手6人となっているが、その中に右目の視力を失っているパトリック・コペン投手(24)が入った。ドジャースの有望ランキング17位で昨年はマイナーのハイA・グレートレイクとダブルAタルサで26試合に先発し、防御率3・59、152奪三振をマークして将来が嘱望されている。

 不屈の闘志でメジャーキャンプ合流までこぎつけた。2024年8月20日、先発していたコペンの顔面に強烈な打球が直撃。緊急手術を受けたが、網膜剥離と頬の骨折で右目の視力は回復しなかった。しかし、片方の目だけで現役続行を決意。努力を重ねた右腕は米メディア「ジ・アスレチック」に「視力を失うという事実は受け入れがたいものだったが、まだプレーはできる。ホームベースが見えて腕の調子さえよければ、どんな状況でも問題ありません」と話している。

 そんな姿にフロントのゴメスGMも「彼にとって(視力のことは)復帰への妨げにならなかった。最終的にメジャーリーグの投手なるという目標に向かって突き進み続ける姿は本当に感動的です」と話し、成長を見守っていくつもりでいる。〝独眼竜右腕〟がメジャーの舞台に立てるか、注目だ。