ミラノ・コルティナ五輪のフィギュアスケート男子ショートプログラム(SP)が10日(日本時間11日)に行われ、佐藤駿(エームサービス・明大)は88・70点で9位発進。個人戦前にはまさかのハプニングに見舞われるも、大舞台で堂々と演じ切った。
佐藤がフリーで好演技を披露した団体で、日本は銀メダルを獲得。試合後の表彰式でメダルを受け取ったが、リンク上に設置された表彰台がザラザラとしたアスファルトのような状態となっており、選手たちのスケート靴の刃の表面が傷ついた。
そこで急きょ、日下匡力コーチが研磨を担当。「昨日(9日)は『大丈夫かな』という不安もあったが、今日は公式練習で滑ってみて、全く問題がなかった」と言い切った。
この日は「チームメートの応援がなくて、寂しさがあった」と、連続ジャンプでミスが出た。それでも、4回転ルッツ、演技後半のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)は着氷。「楽しく滑れた。フリーは気持ちを切り替えて、いい形で五輪を終わりたい」と前向きに語った。
フリーは13日(日本時間14日)に実施される。世界王者のイリア・マリニン、エースの鍵山優真(オリエンタルバイオ・中京大)ら、豪華メンバーとの試合を通じ「いろんなものを他の選手から吸収して、いい形で次につなげたい」ときっぱり。
後悔のないパフォーマンスで、大舞台の戦いを締めくくることができるか。












