巨人の宮崎春季キャンプで2年ぶり5度目の臨時コーチを務める球団OBの松井秀喜氏(51=ヤンキースGM付特別アドバイザー)が10日、キャンプ地を訪れた。

 グラウンドに足を踏み入れた松井氏は、野手陣に向けておよそ1分間訓示。その後の打撃練習では4番候補のリチャードや高卒2年目の石塚、同じ左打者で外野手の中山らを、身ぶり手ぶりを交えながら指導した。

 さらに個別練習を終えると、キャンプ地に隣接しているひなた武道館で開催中の「長嶋茂雄 追悼展示」に足を運んだ。

 昨年6月に肺炎のため89歳で死去した恩師・長嶋茂雄さんの軌跡を写真や動画で振り返るこの展示会には、1992年のドラフト会議での様子や、宮崎春季キャンプでの練習風景など、松井氏に関わる展示物も数多くあった。

 見学を終えた同氏は「監督に復帰されて以降は、自分もその場には基本的にはいましたので、そういう記憶ももちろんよみがえるんですけど、やっぱり選手時代の監督に目が行っちゃいますよね。非常に特別な存在だったんだなっていうことを写真見ただけで感じます」感慨深く語った。

直立不動で展示を見つめる松井秀喜氏
直立不動で展示を見つめる松井秀喜氏