【イタリア・ミラノ8日(日本時間9日)】ミラノ・コルティナ五輪のフィギュアスケート団体(ミラノ・アイススケートアリーナ)で、男子の佐藤駿(エームサービス・明大)は大きな自信をつかんだ。
トップの米国と並んで迎えた最終種目のフリーでは冒頭の4回転ルッツを皮切りに、すべてのジャンプを着氷するなど、自己ベストの194・86点をマークした。世界王者のイリア・マリニン(米国)に届かず2位だったが、初の大舞台で安定したパフォーマンスを披露。ただ、頂点には届かず演技後に号泣。「1位を取りたかったという悔しさがすごい込み上げてきた」と肩を落とした。
〝4回転の神〟と称されるマリニンについては「次元も違う選手」と話すほど。それでも「正直、イリア選手に勝つことができれば一番うれしいなとは思っていた。少しでも追いつきたいなっていう思いで演技をしていた」と必死に食らいついた。「自分のやるべきことは最大限やることができた」と自らを褒めることも忘れなかった。
五輪での初陣は悔いの残るものだった。しかし、10日(日本時間11日)からは個人戦が控えている。「スケーターとして彼(マリニン)を非常に尊敬している。あのレベルに到達して、打ち負かすために、さらに成長できると自覚している。だからこそ、次回はもっと良い演技をするための原動力になった」と佐藤。世界王者から得た刺激を胸に、次なる戦いへ足を踏み入れる。












