女子プロレス「スターダム」のスターライト・キッドが、過去の雪辱を果たす。

 2月7日のエディオンアリーナ大阪第1競技場大会でワールド王者の上谷沙弥(29)に挑戦する。最後の前哨戦となった31日の後楽園大会で、キッドは上谷にマスクを破られはぎ取られる暴挙を受けた。「まさかマスクに手をかけてくるとは思わなかった。もう何もかもが悔しいけど! あそこまで派手にやったことを後悔させるくらい、2月7日は私の本気をぶつけて上谷の時代を終わらせます!」と宣言した。

 上谷にマスクを引き裂かれ、悔しい記憶が脳裏に浮かんだ。キッドが初めてワンダー王座に挑戦した2021年2月。当時同王者だったジュリアにマスクを破かれ敗北し、試合後にはマスクを引きはがされた。「ワンダーに初めて挑戦した時の記憶がよみがえってきた。あの時の悔しさがあったから今の私があるくらい、ターニングポイントになった試合のマスクなので、唯一今も大事に持ってるんです。その頃の気持ちも忘れないように初心に返る気持ちで今日はこのマスクを持ってきました」と当時のマスクを手に語った。

スターライト・キッドのマスクを破るジュリア(2021年2月)
スターライト・キッドのマスクを破るジュリア(2021年2月)

 今回ワールド王座に初挑戦となるキッドは「ワンダーに初挑戦した時はジュリアにマスクも取られてベルトも取れなかった…。今回は当時の気持ちも背負って、ずっと意識し続けてきた上谷から一発で赤いベルト(ワールド王座)を奪う」と王座取りを誓った。

「今まで上谷に対してため込んできた悔しさも、あのワンダー戦の悔し涙も今回上谷に勝って全て払拭する!」。白虎が団体の頂点をつかむ。