女子プロレス「スターダム」のワールド王座を保持する〝闇に落ちた不死鳥〟上谷沙弥(29)が大暴れだ。

 V9戦(2月7日のエディオンアリーナ大阪第1競技場)でスターライト・キッドを迎え撃つ。31日の東京・後楽園ホール大会では同じ極悪軍団「H.A.T.E.(ヘイト)」の仲間でワンダー王者の小波、吏南と組み、キッド、ワンダー王座次期挑戦者の壮麗亜美、朱里組とダブル前哨戦で激突した。

 敵軍に奇襲攻撃を浴びせられた上谷だったが、セコンドと悪の連係を駆使し場外に追いやると圧倒。客席に投げ飛ばすとキッドを痛めつけた。

スターライト・キッドのマスクを脱がした上谷沙弥
スターライト・キッドのマスクを脱がした上谷沙弥

 さらにキッドをロープに貼り付けると「コイツのマスク剥ぐぞ!」と絶叫しマスクに手をかけた。抵抗されマスク剥ぎに失敗したが、その後もヘイトの仲間と共に猛攻を浴びせ滅多打ちにした。

 15分過ぎにはキッドに黒虎脚殺でつかまりピンチになる場面もあったが、セコンドの琉悪夏のアシストを得た上谷はブルーサンダーボムを炸裂。さらに小波が壮麗の顔面に白スプレー攻撃を見舞い分断に成功すると、最後は上谷がキッドにスタークラッシャーを決め3カウントを奪って見せた。

 試合後に上谷はキッドのマスクを引き裂く暴挙に。大暴れする上谷は止まらず、ベルトを見せつけた後マスクを剥ぎ取り高笑いした。

 セコンドのTシャツで顔面を覆ったキッドがリングから逃げ帰るのを見ると「おい、逃げんのかよキッド! スターライト・キッドと今の私には天と地の差がある。アイツの言う新しい時代なんて一生来ねえよ!」と吐き捨てた。

 最後には上谷が「ベビーフェイスたち隅から隅まで全員ぶっ潰してやるよ! 今年もヘイトの時代、お前ら絶対について来いよ! しもべたちよ、ひざまづけ。永遠にさようなら」と絶叫しマスクを掲げながらリングを後にした。

 バックステージでは「キッドの最後の顔見た? 最高だったな! タイトルマッチ当日もアイツの首しっかり取ってやるから。そして今日決めたスタークラッシャーでアイツを脳天から突き刺してやるよ」と宣戦布告した。王座戦に不穏な空気が流れている。