ドジャースのデーブ・ロバーツ監督(53)がWBCでの大谷翔平投手(31)の登板について「WBCでは投げない」と断言した。1月31日(日本時間2月1日)にドジャースタジアムでのファンフェスタに参加して終始ご機嫌だったが、この話題になると表情を硬くし「ただし、シーズンに向けては腕はしっかり作っていく。去年どれくらい投げたか正確な数字は今出てこないけど、フルのオフシーズンを経て去年よりは多いイニングを投げることになると思う」と期待した。

 この日、大谷は「まだ投げるかどうか分からない。最後の最後まで調整次第というか、状態を見てからになる」とブルペン入りも明かすなど、登板も視野に入れているとした。しかし、指揮官によると大谷自身がWBCで登板しないと判断したと言い「驚きはなかった。ホッとした、という感じでもない。彼自身が去年やったこと、そこに至るまでに経験したことを踏まえたうえで、今年二刀流をやるためにどう準備するのがいいかを考えた結果と思う。ごく自然な判断だった。だから驚いていないし、すごくいい決断だと思う。完全に彼自身の判断だ」と明かした。

 二刀流はあくまでチームのための戦略。昨年は慎重に段階を踏み、球数やイニング数を制限しながらの登板となったが、今季については「登板ごとに何かを変えるということでもない。中5日、6日のローテではなく、登板間隔は空くことになる。でも2イニング、3イニングで止めるような制限は考えていない。普通の先発として使う」と投手戦力として計算しているという。

 WBCについて食い違う大谷の意思とロバーツ監督の解釈。果たして登板はあるのか…。