今や当然のように選手ランキングの頂点に君臨するドジャース・大谷翔平投手(31)も、かつては〝ダークホース〟だった。

 大谷はMLB公式サイトが発表した「2026年選手トップ100リスト」で2年連続でトップ。右ヒジの手術明けだった24年(4位)を除き、過去5年で実に4度目だ。もはやランキングの意味すらなくなってきた中、同サイトは29日(日本時間30日)に「2027年に〝ナンバーワン〟になり得るダークホース10人」と題し、大谷に迫る可能性を秘めた選手を早々と特集した。

 今季の大谷はフルシーズンでの二刀流完全復活が期待される。同サイトは「正直なところ、2027年に大谷が再び球界の頂点に立っていないと考える理由は見当たらない」としながらも、24年にトップだったアクーニャ(ブレーブス)が前年の25位から飛躍した例もある。また、大谷自身も1位に立った22年はトップ100の圏外から急浮上した。〝番狂わせ〟が起きる可能性もあるため「トップ10にも入っていない選手がナンバーワンになれるとしたら誰か」という視点での候補だ。

 その1位に挙げられたのは22年に新人王で30本塁打、30盗塁を2シーズン達成しているフリオ・ロドリゲス外野手(25=マリナーズ)。今季はトップ100の16位にランキングされ、例年、シーズン序盤の立ち上がりが遅いことでも知られているが、同サイトは「典型的な5ツールプレーヤーでありながら、まだ本来のポテンシャルを完全には解き放っていない存在」と解説した。

 2位は今季39位にランクインしているフニオール・カミネロ内野手(22=レイズ)で、昨季は「22歳85日」という史上2位の若さで45本塁打を達成。バットスピードは大谷を上回っており、時速75マイル(約121キロ)以上と定義される実戦スピードは81・1%。80%超えはメジャー唯一だった。

 3位はロマン・アンソニー外野手(21=レッドソックス)。昨季デビューの21歳ながら、100打球以上を記録した全打者の中でハードヒット率60・3%とトップを記録し、今季は41位にランクインしている。

 このほかの候補者として名を連ねたのはタティス(パドレス)、ライス(ヤンキース)、デラクルス(レッズ)、カーツ(アスレチックス)、アルバレス(アストロズ)、アクーニャ(ブレーブス)、メリル(パドレス)。大谷の〝刺客〟となるのか今後も目が離せない。