パイレーツのスター選手でベテランの〝海賊キャプテン〟アンドリュー・マカッチェン外野手(39)がフロントの冷たい態度に怒りを募らせている。2013年のMVPに輝くなど長年の功労者でチームの象徴だったが、近年は打撃も下降線を辿り、今オフにFAになった。現役続行に意欲を見せるも再契約の具体的な交渉はなく、ファンフェスタにも呼ばれなかった。

 ベン・チェリントンGMは「アンドリューはチームにとって計り知れない存在。彼のレガシーは揺るぎない」としたうえで「私たちの仕事は勝利の可能性を最大限に高めてくれるチームを作ること。アンドリューには本当に敬意を評します。絆は大切なのもの。チームがまとまるにつれ、彼とコミュニケーションを取り続けます。まだやるべきことがたくさんあるので」などと再契約に消極的な考えを地元メディア「ピッツバーグ・ポスト・ガゼット」に示している。

 敬意は評しても交渉は後回し。現地メディアは契約しないとの報道も流れた。ぞんざいな扱いに腹を立てたマカッチェンはSNSで「もし今年が選手として最後にファンにもう一度会えたらよかった。幼い子供たちと握手をし、ハグをするのは野球よりも大切なことだ」とファンフェスタ欠席の悲しい思いを綴り、さらにフロントへの怒りをぶつけた。

「自分の将来がどうなるか分からない。確かなのはキャリアの終わりとはいえ、昨年よりも毎日、いい選手になろうと努力していることだ。どんなレッテルを張られようともやるべきことはたくさんあり、終わっていない。俺のジャージをはぎ取ってくれ。俺の未来はお前には書けない。神様が決めるんだ!」と激情を記している。