ドジャース・大谷翔平投手(31)が17日(日本時間18日)、本拠地でのレイズ戦に投手専念で先発登板し、6回7安打4失点で今季7勝目(2敗)をマークした。

 右手中指から出血しながらも6回に飛び出したフリーマンの逆転2ランで勝利投手の権利をゲット。その後にはDHのロハスの代打としても出場し、5―4の勝利に貢献した。11日(同12日)のパイレーツ戦では左ヒザの炎症で途中交代。翌12日(同13日)の試合を欠場するなど、ドジャースも細心の注意を払いながら起用を続けている。

 ただ、球団専門メディア「ドジャース・ウェー」は「現時点ではドジャースが言う通り、彼に何の問題もないのかもしれない。いずれ大谷も壁にぶつかることになるだろう。ドジャースは慎重に物事を進めれば、彼の全盛期を容易に伸ばすことができるが、この球団はそういうやり方をしない」と警鐘を鳴らした。

 すでに球団側は中6日以上の登板間隔を空け、この日の登板翌日に当たる18日(同19日)は試合がなくケアや回復に当てることもできる。しかし、それだけでは〝不十分〟だとみており「大谷は6日ごとに先発投手として登板し、合間には指名打者(DH)として出場している。1人の選手にこれほど多くの役割を求めることは酷だ。大谷がMLBでの時間を最大限に生かしてきたとはいえ、ドジャースがこの7億ドルの男を慎重に扱わなければ、将来のシーズンを棒に振る代償を払うことになるだろう」とクギを刺した。

 そして、昨年のポストシーズンにも登板してオフ期間が短くなったことなどを挙げ「球団はより慎重な方針を選ぶ方が賢明」「大谷の最近のケガを考えると、先発を1試合飛ばすことが最善の策」と〝登板スキップ〟を主張。「グラスノーやスネルが離脱しているとはいえ、ドジャースが先発ローテの選択肢に困っているわけではない。大谷が先発しない夜を1度くらい許容できる余裕はある。10月のポストシーズンでチームに利益をもたらすのであれば、それだけの価値は十分ある」とさらなる慎重論を唱えている。

 投打にわたって巨大戦力である大谷が長期離脱するようなことがあれば、地区首位を独走するチームにとっても一大事。念願のワールドシリーズ3連覇にも暗雲が垂れ込めるが…。炎症や出血でアクシデント続きとあって気が気でないようだ。