海外FA権を行使して巨人入りした則本昂大投手(35)の人的補償で楽天に移籍することになった田中千晴投手(25)が25日、荷物整理のためジャイアンツ球場を訪れた。
田中千は移籍が決まり「(巨人の)人が大好きだった。寂しい気持ちが1番強かった」とすぐには心の整理ができなかった。しかし、日本ハムから現役ドラフトで巨人入りし、昨季ブレークした田中瑛から「やっぱりチャンスと思うしかないよ」と声を掛けられ「瑛斗さんがそう言うんやったら、そうなんやろうなっていうのが、自分の中で腑に落ちた」と晴れやかな表情で話した。
昨季は2024年オフに受けた右肘クリーニング手術の影響で、一軍登板なし。二軍で36試合に登板して防御率1・51だった。「僕は元々荒々しい、パ・リーグっぽいピッチャーだったと思うんですけど、(ジャイアンツでは)口酸っぱくアウトローだとか、低めに投げようと言われてきた」と学びを振り返り「桑田(真澄)さん、いろんな方に教えていただいたことを出し切れたら、一軍で抑えられる自信はある」と新天地への意気込みを語った。
グラウンド外での多才さでも東北のファンを魅了していく。過去のファン感謝祭では美声とギターの腕前を生かし、東京ドームでソロ歌唱を披露。「選手像としては変わらず、歌キャラでやってきます。モバイルパークで歌ってきます」と笑顔で語った。













