先陣を切る動きが続いている。楽天は先日、新人合同自主トレを約2週間に渡って海外で行うと発表。球団初の取り組みで、NPBでも極めて異例の試みだ。拠点はメジャーリーガーらがオフに利用する最先端トレーニング施設とみられる。
技術向上を促進する科学的トレーニングの重要性が認知されて久しい昨今。球界内の指導アプローチも劇的に変化している。新戦力の個性と強みを把握した上で、中長期的視野に立ってフィジカルの強化やトレーニング法を指し示す一助となりそうだ。
さかのぼること3年前、楽天は最新鋭打撃マシンを12球団で最初に導入している。大谷翔平(ドジャース)が有効性を見いだして積極活用している「トラジェクトアーク」だ。投手それぞれの球速、球種、回転数、リリースポイント、精緻な軌道までを再現できる超高性能マシン。楽天に続いて一昨年から本格導入したソフトバンクは、出場機会の少ない中堅や若手選手が積極的に活用し、成長促進につなげている。また、故障明けの選手が実戦勘を養う際にも有効活用。巨人もすでに採用済みで、さらには阪神なども追随するように、今春からの導入を決定している。
昨季まで4年連続Bクラスと低迷する楽天。他球団に先んじる積極的な投資が実を結ぶ日は来るか――。












