新日本プロレス20日後楽園大会で、IWGPジュニアヘビー級王者のDOUKI(10万34)がエル・デスペラードの挑戦を退け初防衛に成功した。「ジュニアの神」を名乗る王者は、早くも敵なしをアピールするとリング外の〝世直し〟を公約。プロレス界を是正すべく、教育が行き届いていないファンやメディアは駆逐していく方針を表明した。
悪の限りを尽くした。4日の東京ドーム大会で行われた次期挑戦者決定4WAY戦を勝ち上がったデスペラードに対し、極悪軍団「ハウス・オブ・トーチャー(H.O.T)」のメンバーを次々と介入させて試合を支配。急所攻撃からのスープレックス・デ・ラ・ルナで勝利を収め「この俺こそがジュニアの神、そしてH.O.Tこそ世界最強だ」と高らかに宣言した。
神の権限で本紙を〝出禁〟にしているDOUKIだが、大会後に直撃すると公平・公正な報道を条件に取材に応じた。「今回の試合で俺がいかに傑出した存在かが証明されただろ。俺の実力が見合う選手が出てくるまで、半年でも1年でも防衛戦は待った方がいいのかもしれないな」と、強すぎるがあまり次期挑戦者候補の不在を嘆く。
リング上で敵がいなくなってしまった孤高な存在が乗り出すのは、業界全体を見据えた改革だ。「卑怯者のドスケベことデスペラードのようなペテン師たちによって大量生産された自称玄人、『俺はプロレス知ってますよ』みたいな顔をして選手の言葉を全部肯定するような老害を駆逐していくのが神としての俺の務めだ。アイツらがプロレスというジャンルが上に行くことを妨げているからな」と一方的な言い分でファンの〝民度〟の低下を指摘。「プロレス界の足を引っ張る盲目なアホどもの主な生息地帯はXやユーチューブなどのコメント欄だ。神である俺がハッキリと言ってやろう。素人はSNSでプロレスを語るな」とどこかで聞いたような言い回しで禁止令を出した。
さらにDOUKIは東京スポーツ新聞社が制定する「2025年度プロレス大賞supported byにしたんクリニック」にも厳重抗議。「最優秀タッグの選考で俺とSHOが名前すら挙がっていないとは、選考委員の目が節穴にもほどがあるだろ。MVPもベストバウトも話題賞もすべて俺であるべきで、あれでは素人以下が選んでますと言っているようなものだ。最近の記事にも偏向報道が散見されるし、是正されないようならお前は再び出禁、そしてH.O.Tには接触禁止だ」と言い放ち、一方的に取材を打ち切った。
リング上のみならず世論の支配までもくろむ神。誰かがこの男を止めないと、プロレス界から言論の自由はなくなってしまう。













