米スポーツサイト「アスレチック」は18日(日本時間19日)、レッドソックスの吉田正尚外野手(32)が置かれている現状と、今後のトレードの可能性について報じた。

 同サイトは、レッドソックスがランヘル・スアレス投手(30)を5年1億3000万ドル(約205億円)の巨額契約で獲得し、先発陣が飽和状態にある現状を指摘。内野補強が急務となる中、「今後1か月以内に投手と外野手をパッケージにした大型トレードに踏み切る可能性は十分にある」と分析している。

 中でも「今季年俸770万ドル(約12億1000万円)で、スピードやパワー面で高い能力を保持するジャレン・デュラン外野手(29)の放出が最も現実的」とした上で、メジャー4年目の吉田については極めて厳しい予測を立てた。

 球団は外野4人を回してDH枠を柔軟に活用する構想を持つが、「それは吉田の出場機会を考慮したものではない」と指摘。事実、球団は残り2年の年俸約3600万ドル(約56億8000万円)を軽減できるトレード相手を模索しているという。しかし、高年俸がネックとなり交渉は難航している。

 そんな中、若手のペイトン・トーリ投手(23)らを候補に、カブスのニコ・ホーナー内野手(28)ら実力派の獲得を狙う動きも出ている。

 吉田は昨季終盤に打率3割3分3厘をマークして、非凡な打撃能力を示したものの、守備面と成績に見合わない年俸は明らかなネックだ。開幕までに「放出」か「事実上の戦力外」という正念場を迎える可能性が浮上している。