プロ野球OBの高木豊氏が自身のYouTubeチャンネル上でひと足早く、今季のパ・リーグの順位予想を披露した。

 優勝チームには新庄剛志監督率いる日本ハムを指名。昨季、死闘の末に悔しいV逸を味わったが「やはり有原の獲得が大きい。昨年活躍した若手投手陣の伸びも。8、9回の投手に不安はあるけど、野手はダブついているほど。Aクラスは間違いなく外さない」と投打で充実した戦力に太鼓判を押した。

 2位には昨季の日本一チーム・ソフトバンク。「これはやっぱりキツイな…。有原の抜けた穴をどうするか。大関らが昨季終盤にスタミナ切れを起こしてしまった点も気になる。持っている球は素晴らしいけど持続性がない」と投手陣の再整備&強化が必要であると指摘した。

 3位にチョイスしたのは楽天。「外国人が充実しているのとレギュラーが、入る余地がないほど固まってきている」と充実した野手陣を高評価。「下手すると優勝争いもあり得る。三木監督の試合の進め方もうまい。よく相手を観察しているし『弱いチーム』だと思って居直って戦うことができる。見ていて面白く、潔く感じる」と指揮官の采配能力にも信頼を示した。

 若手の成長が著しい西武は4位に。「各ポジションも競争が激しくなっている。チームの勝ち負け以上に自分の地位をつくるために必死になって戦うだろう」とナインたちの切磋琢磨がチームを強くすると予想した。

 5位は2021年から23年にかけてリーグ3連覇を達成したオリックス。「中嶋前監督が『言うこと聞かなくなった』って言ってたけど、(気を)抜き出すとダメだなここは。(昨季も)抜いている結果が、ケガにつながったりしていた」と辛口評。「(投手陣には)宮城という大黒柱がいたけど、宮城が宮城じゃなくなっている。こういうエースだと困るんだよな」とエースの復権が鍵であるとの見方を示した。

 最下位はロッテ。「ジャクソンを獲って投手陣の補強には動いたけど、エースを小島にするのか、種市とかもいるけど…。中継ぎ、抑えを誰にするのかも。どこに誰を配置するか、サブロー監督にかかっていると思う」と指揮官のグランドデザインが大切になると解説。「昨年みたいに取っ換えひっかえで平等に起用しているようでは力がつかない」と采配面に注文をつけた。