元プロ野球選手で現在は侍ジャパンの投手コーチを務める能見篤史氏(46)が9日、都内のホテルで行われたNPB新人選手研修会に特別講師として登壇。冒頭から早くも「先に言っときます。(プロ野球は)非常に厳しい世界です」と率直に語った。

 能見氏は2004年のドラフト自由枠で阪神に指名され、16年間プレー。21年には投手コーチ兼任でオリックスでもプレーし、通算18年目となる43歳で現役を引退した。

 25歳で社会人野球からプロ野球の世界に飛び込んだ同氏。当時について「正直5年でもう終わるだろうなと。5年で終わるレベルの高さを感じました。それだけ自分が思ってるより壁は高く、通用しないものもたくさんあった」と激白。若き後輩たちに向けて「自分がもしプロ(野球)の世界で終わりを迎えた時に、悔いなく終われるかどうかっていうのが非常に大事。『もうちょっとやれた』という思いを少なくしてください」と助言を送った。

 さらには「(プロ)1年目っていうところでいうと失敗は許されます。次につなげるものさえ出てくるのであれば全然オッケーです。それぐらいは皆さんに猶予というか、それだけの準備期間というのは必ず出てきます」と失敗を恐れずに挑戦することを説いた。