ドジャースのデーブ・ロバーツ監督(53)はゲスト出演した米ポッドキャスト番組「ダブル・カバレッジ」で大谷翔平投手(31)についてあらためて「ショウヘイは間違いなくGOAT(グレーテスト・オブ・オール・タイム=史上最高)。唯一無二の存在だよ」と語った。

 指揮官は「2人の人間が1人の中にいるようなもんだよ」と言い、昨年11月のブルージェイズとのワールドシリーズ第7戦に「1番・投手兼DH」の投打二刀流で先発した試合を例に挙げた。

「ショウヘイは約3イニング投げたけど、本調子ではなく、ボー・ビシェットに3ランを浴びた。その直後に頭を切り替え、打者に集中し、2安打を放ち、3度出塁する。なおも素晴らしいチームメートであり続けた」

 一般的に、先発投手は早期降板すると精神的にはそこで切れる。しかし、二刀流の大谷は打者としてグラウンドに残り、役割を果たした。

「つまり、本質的に、彼は2人分の役割を果たしているということなんだ」。その二面性は準備段階から始まっており、「投手としては、試合を支配するための“獰猛なキラー”として準備をする一方で、打者としては5打席に備える。その上、球場に来た観客全員は彼を見るためにチケットを買っている。しかもそれはアメリカだけでなく、日本中だ。その重圧を背負ってプレーしたことのある選手は彼しかいない」と続けた。

 そう語った後に、ロバーツ監督はダメ押しのように「盗塁もするからね」と付け加えた。

 米メディアでも元祖二刀流のベーブ・ルースも比較の対象にならないという論調も見られるようになった。ロバーツ監督があらためて唯一無二と強調したように「ショウヘイ・オオタニ」は独自のカテゴリーとして地位を高め続けている。