広島・小園海斗内野手(25)が4日、広島市内で行った自主トレを公開した。

 プロ8年目となる今年は、開幕前の3月に開催される第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本代表候補にも入っているだけに「練習も続けてやっています」と打ち明け、汗をかかなかった日は年末年始でも元日のみだったという。シーズンへ向けたコンディションづくりは例年よりも早く「出たいなっていう気持ちは、強く持っていますね」と、あらためてWBC出場を熱望した。

 レギュラーシーズンでも昨季は7年目で「首位打者」と「最高出塁率」の2冠を獲得。今季も「何かしらは獲りたい」と鼻息を荒らげる打撃タイトルにおいて「自分では、まだ(数字を)伸ばしていけるんじゃないかと思っています」と自信をみなぎらせる。前出の2つのタイトルは〝防衛〟するだけでなく、さらに数字を上積みしていくことが今季のテーマでもあるという。

 この日も「3割1分以上、打てるように努力したい」と、昨季3割9厘だった打率のキャリアハイ更新を公言。ひるがえって、それ以上の上がり幅を見据えているのが出塁率だ。「タイトルを獲れたことに関しては良かったですけど、出塁率は低いなって。もっとできたんじゃないか、獲ったうちに入るのかなという思いが、自分の中にある」と打ち明ける。 

 そんな本音が飛び出す理由は、同部門における過去10年のセ・パの歴代タイトルホルダーの数字と、昨季の自らの出塁率3割6分5厘を照らし合わせているからだ。その多くが出塁率4割台、最低でも3割8分以上をマークした一方、昨季の自分がその領域に達していないことを自覚している。

 それゆえに「出塁率4割」への挑戦は、今季の大きなテーマ。球界屈指の好打者は、さらに〝打ち取られない男〟となることも念頭に8年目のシーズンに臨む。