指揮官憧れの「あの人」をいよいよ招聘か。
日本ハムが今シーズン中にマラソン界のレジェンド・瀬古利彦氏(69)の本拠地招待を検討していると言う。
瀬古氏と言えば1970年代から80年代にかけて日本の長距離界を牽引したトップランナーの一人。現役時代には驚異的なスタミナでレース終盤に猛烈な追い上げを見せることで有名だった。そんな瀬古氏の走りに新庄剛志監督(53)は幼少期から憧れを抱いているため、指揮官はここ数年、シーズン中にたびたび瀬古氏の戦いぶりをコメントに引用。昨季終盤、ソフトバンクと激しい優勝争いを演じていた際には瀬古氏が1983年12月の福岡国際マラソンで当時ライバルだったタンザニアのジュマ・イカンガーをゴール前の最終コーナーで抜き去った場面を振り返りながら「最後に(ソフトバンクを)ひょいっと抜けばいいんですから。瀬古さんみたいにね」と奇跡の逆転優勝に向け意欲をのぞかせたほどだった。そんな指揮官の瀬古氏への思いを球団側も把握しているだけに「一度瀬古氏から新庄監督やチームにパワーを注入してもらいたい」と本拠地招待を画策。今年中に両者の対面を実現したいと言うのだ。
現時点で新庄監督と瀬古氏がどのように絡むかは未定だが、ある球団関係者は「夢プラン」を含めこう話す。
「瀬古さんから新庄監督やナインに終盤での戦い方などをアドバイスしていただければいいのですが、せっかくエスコンまで足を運んでいただけるのであれば監督と一緒に走ってもらうのも悪くない。可能ならイカンガーさんも呼んで83年福岡国際マラソンを再現してもらってもいい。今の若い世代は瀬古さんの偉大さを知らない人も多いですから何らかのイベント開催を含め盛り上げたいですね」
瀬古氏がエスコンを激走となれば新庄監督も黙ってはいないはず。イカンガー氏を含め伝説の対決と指揮官との夢のコラボは実現するのか。いろいろな意味で注目が集まる。













