米スポーツ専門局ESPN(電子版)は26日(日本時間27日)、ナ・リーグ15球団の2026年シーズンを左右する、今季の「決定的な数値」に焦点を当てた。ポストシーズン進出の可否は単なる戦力補強ではなく、「数値に裏打ちされた構造的な強みと弱点にある」と指摘している。
3連覇を狙うドジャースで注目された数字は「30・7」。野手陣の平均年齢でリーグ最高齢だ。大谷翔平投手(31)が55本塁打、102打点、bWAR7・7でMVPに輝き、得点力を支えた。しかし、「フリーマン36歳、ベッツ33歳と主力が30代半ばに差しかかり、チーム全体の加齢によるパフォーマンス低下が懸念材料」と指摘。「攻撃陣の強化、あるいは少なくとも若返りを図るかどうか注目される」とした。
カブスの象徴的な数字は「39・1」。野手のbWARの合計でリーグトップを記録した。鈴木誠也外野手(31)は自己最多32本塁打を放ちながらbWARは2・6にとどまった一方、ホーナーが6・2、「クロウアームストロングは出塁率3割未満ながら6・0を記録する異例のシーズンを過ごした」。ただし、同4・6を残したタッカーのFA流出が濃厚で、「同水準を維持できるかどうかが最大の焦点となる」と分析した。
千賀滉大投手(33)が在籍するメッツは先発陣の投球回数の「796」だ。後半戦でブルペン陣が疲弊し、失速につながった。来季は「先発投手陣のイニング消化能力向上が最大の課題」とされた。
パイレーツはリーグワーストの「583得点」。深刻な得点力不足に直面している。ポスティングシステムでのメジャー移籍を目指す巨人の岡本和真内野手(29)との接触が報じられているように補強姿勢は見せているものの、「若手有望株の成長だけでは限界があり、即戦力の獲得が不可欠」とされた。
一方、パドレスはメジャー1位の救援防御率「3・03」を挙げた。守護神スアレスはFAで移籍したが、100マイル(約160・9キロ)右腕のミラーや、故障から復帰予定のアダムらを擁し、ブルペンの厚みは健在と評価。松井裕樹投手(30)も2年連続で60回以上を投げ、60三振以上を奪っており、「リリーフ陣は再び素晴らしいものになるはずだ」と分析した。












