米国・AEWマットで注目の遺恨マッチが実現する。27日(日本時間28日)のPPV「AWORLDS END」(イリノイ州シカゴ)で、新日本プロレスのゲイブ・キッド(28)が、AEWのダービー・アリン(32)と対戦することが正式に決まった。

 ゲイブとアリンは大抗争を繰り広げ、8月の新日本との合同興行「Forbidden Door」(英ロンドン)では、10人タッグ戦の「ライトアウツ・スチールケージマッチ」で激突した。11月のチーム対抗戦「ブラッド&ガッツ」にはゲイブが極悪軍・デスライダーズの助っ人として介入し、テーブルにオイルをぶちまけて火を放ち、アリンを〝火葬〟に処した。

 前日の「DYNAMITE」ではゲイブはアリンへの一騎打ちを要求した上で、階段上から蹴落として痛めつけた。25日(同26日)の「AEW COLLSION」でも、ゲイブはマイクを持ってアリンをディスりながら登場。「ダービー・アリン、やつは動くことができず、ICU(集中治療室)で寝込んでいやがる。俺の挑戦にどう答えるんだ?」などと言ったところで、場内が暗転した。

黒バットを手にゲイブ・キッド(左)と対峙するダービー・アリン(©All Elite Wrestling)
黒バットを手にゲイブ・キッド(左)と対峙するダービー・アリン(©All Elite Wrestling)

 ライトが戻った時、リング上にはICUにいるはずのアリンが立っていた。観衆からは「ダービー! ダービー!」の熱烈チャントが起きたが、ゲイブは満身創痍のアリンの姿に高笑い。ところが、アリンは着ていたジャケットの中から黒バットを取り出した。プロレス界のレジェンドで、アリンのタッグパートナーだったスティングが愛用した伝説の黒バットだ。

 フルスイングされた黒バットに、ゲイブはリング外へと逃げ出したが、アリンは「今週の土曜日(27日)、それはお前の〝世界の終わり(Worlds end)〟だ!」と一騎打ちを受諾。これにより、27日のPPV大会でゲイブvsアリンの遺恨決着戦が正式決定した。

〝狂気〟に満ちたファイトをするゲイブと、〝階段落ち〟→ICUからリング復帰したアリンとの一戦は死闘が確実。AEWのトニー・カーン社長も公式X(旧ツイッター)に「ゲイブ・キッドとダービー・アリンが〝世界の終わり〟で戦争を繰り広げる!」と投稿しており、注目が集まる。