女子プロレス「スターダム」の飯田沙耶(28)が、ワンダー王座の次期挑戦者決定戦(8日、東京・後楽園ホール)で壮麗亜美(28)を撃破し挑戦権を手にした。

 11月のタッグリーグ期間中に公式戦ではないタッグマッチで、小波から直接勝利を奪った壮麗と飯田はそれぞれが同王座への挑戦をアピール。同30日の浜松大会で2人は小波の白スプレー攻撃の餌食となり、次期挑戦者決定戦の開催を言い渡された。

 この日の試合ではパワーファイトを武器にする2人が肉弾戦を繰り広げた。試合時間が15分を過ぎても2人の勢いが衰えることはなく、逆水平チョップを乱れ打ち合い一進一退の攻防を展開。

 それでも飯田が必死に強烈なラリアート2連発で追いつめ勝機を手繰り寄せる。最後は飯田が垂直落下式ブレーンバスターで3カウントをつかみ取った。

フィニッシュとなった垂直落下式ブレーンバスター
フィニッシュとなった垂直落下式ブレーンバスター

 試合後、マイクを持った飯田は「勝ったぞー! 挑戦権を獲得したぞ」と喜びを爆発させると壮麗から王座取りを託された。今回初挑戦を手にした飯田は「あっしは白いベルトにずっと挑戦したかったんだよ。歴代のチャンピオンとリングで挑戦してやるって約束してきたけどずっと破ってて…その自分の思いも込めて(欠場している)羽南さんの思いも背負って。あっしの正義で暗闇に埋もれているあの白いベルトをあっしが拾い上げてやる」と思いを明かした。

 そして王者を呼び込むと、リングに現れた小波に白スプレー攻撃を狙われた飯田は、ラリアートでなぎ倒し「何度もその手に引っかかると思ってんじゃねえ!」と言い放ち、にらみつけた。最後は王者にベルトで殴打された飯田だったが、再び立ち上がると「絶対にスターダムのリングをあっしが照らしてやる。闇をあっしが払う! 羽南さんとSTARSで求めた明るいスターダム、あっしがまず第1歩を踏み出します」と王座取りを宣言した。