改心したんじゃなかったのか! ノア来年1月1日の東京・日本武道館大会でGHCヘビー級王者のYoshiki Inamura(稲村愛輝=33)に挑戦するOZAWA(29)が蛮行を働いた。

 OZAWAは2日、東京ドームシティアトラクションズのバイキングゾーン芝生広場で行われた会見に、稲村とともに出席。松葉杖を手に、特設されたリングにさっそうと上がると「日頃の感謝の気持ちを込めて、稲村さんにカステラを持ってきたので、食べてもらいたいなと思います」と手土産をうやうやしく渡す殊勝な態度を見せ、王者を喜ばせた。

最初は平和な様子だった稲村愛輝(左)とOZAWAだが…
最初は平和な様子だった稲村愛輝(左)とOZAWAだが…

 その後、推定400人の観客の前でマイクを持つと「今回私がこのような足の状態なのにもかかわらず、稲村さんから次のチャレンジャーとして直接ご指名いただいたということでうれしく思いますし、信頼していただいているんだなと思いました。そのご期待に応えられるように、ピュアでフェア&スクエアな正々堂々としたノアらしい戦いをしていきたいので、よろしくお願いします」と若干のツッコミどころはあるものの、平身低頭な態度を見せる。

 その後もロンドン遠征時代に同じ部屋で過ごした過去を振り返り「グハ! ギャハ! 目頭が熱くなりすぎて、やけどしそうです」と話すなど、改心ぶりを感じさせた。

 この姿に稲村も信用し始める。そしてOZAWAは「和多志(=私)は今まで散々ひどいことや、先輩を貶めることを言ってきましたけど、9月のN-1で気合が入っていたのに、1戦目でケガして全飛ばしで申し訳ないことをしたと思うし。そこで〝改心〟ですよね。誠実に頑張ろうと決めているので、信じてもらいたいです」と訴え、師走の会場はあたたかな空気に包まれた。

 だが、事件は直後のフォトセッションで起きる。背中を見せた稲村を松葉杖でまさかのメッタ打ちだ。さらに傍らに置かれていたカステラを手にすると、大の字になった稲村の口に無理やりねじ込む。そして稲村の口から飛び出したカステラをそのままほおばり、東京ドームシティにファンの悲鳴をこだまさせた。

稲村愛輝(下)の顔に「改心カステラ」を押し付け、自らも食すOZAWA
稲村愛輝(下)の顔に「改心カステラ」を押し付け、自らも食すOZAWA

 その後、OZAWAは「TEAM 2000 X」の仲間であるタダスケと政岡純から〝改心前〟の象徴とも言えるサングラスとコート、マフラーを受け取って身につけると、飛び跳ねるように去っていった。OZAWAの去った会場では「稲村」コールが自然発生。これに王者は「ミーのことをトラストしてくれ!」と叫び、歓声を一身に受けていた。