ワールドシリーズ(WS)を連覇したドジャースで早くも〝ローテ問題〟が取りざたされている。

 チームでは大谷翔平投手(31)が6月中旬から2シーズンぶりにマウンド復帰を果たし、来季は開幕から二刀流での活躍が見込まれている。一方、MLB通算223勝左腕のカーショーは今季限りで引退。ポストシーズンはリリーフ陣の救世主として怪物の片りんを見せた佐々木は、本来の先発に戻ることが決まっている。

 米老舗誌「ON SI」(電子版)は1日(日本時間2日)、来季のローテについて「シーズン終盤の大事な試合で先発した」として大谷、山本、スネル、グラスノーの4人と佐々木の名前を挙げ「この5人が先発ローテを形成する予定だ」と占った。

 ただ、WSを第7戦まで戦った影響で全試合を終えたのは11月1日(同2日)。ポストシーズンに進出できなかったチームよりもオフが1か月も短い計算となる。同誌は「長期にわたるポストシーズンでの過酷な負担、多くの投手に故障歴があることを考慮すると、ドジャースは6人制、または7人制のローテーションを選択する可能性が高い」と伝えた。

 その中でも、大谷は「最大の懸念材料」との位置付け。本人は「リハビリは終わった」と明かしているが、昨年は脱臼した左肩、2年前は右ヒジに2度目の手術を受け、2024年シーズンは打者に専念した経緯もある。同誌は「ようやく今季マウンドに復帰したばかりだ。ポストシーズンでは過酷な起用を受け、先発登板を重ねて第7戦では短い間隔での登板(中3日)を強いられた」「ドジャースが3連覇、さらなる連覇を目指すなら先発投手陣、特に大谷を守る必要がある。組織の厚みを生かし、若手に機会を与えながらさまざまな投手を起用する方針は妥当だが、全体的な目標は主力投手を守ることだ」と主張した。

 キーマンの一人であるゴメスGMは地元紙「オレンジカウンティー・レジスター」に対し、今後のトレードなど補強の動向と関連するとあって「状況次第だ」と言葉を濁していたが…。メジャーではローテ5人制が一般的。7人制となれば巨大戦力を誇るドジャースならではの異例のスタイルとなるが、果たして――。