さらなる飛躍を後押しするはずだ。今季のパ・リーグ「最多セーブ投手賞」に輝いたソフトバンクの杉山一樹投手(27)が1日、大物メジャーリーガーとの自主トレ計画を明かした。
「一緒に練習しようと声をかけていただいた」――。オファーの主は、ホークスOBのメッツ・千賀滉大投手(32)。今月中旬にかけて福岡県内の施設で短期集中の合同練習を行う予定で、メジャーに羽ばたいた先輩から貴重なアドバイスと刺激を受ける。
世界最高峰の舞台で戦う右腕からの待望のオファーだった。チームのハワイ優勝旅行と日程が重複するため、リーグ連覇の立役者は一考の上で参加を決めた。ともに最速は160キロを超え、フォークボールが生命線。技術に関する意見交換や博識な千賀からトレーニング法などの貴重な情報が寄せられそうだ。
杉山は今オフ、ホークス時代の千賀と重なるようにトレーニングに没頭している。この日も本拠地みずほペイペイドームを訪れ「僕は毎日トレーニングがしたい。だから、毎日動いてますし、もっと練習したい」と言うと、足早に球場を後にした。球団行事や表彰式などで忙しいオフを過ごしているが、決して練習は欠かさない。今季はポストシーズンを含めて12球団最多の72試合を投げ、直近2年間の登板数は127試合を数える。それでも「疲れはすぐに取れました」と勤続疲労の不安を吹き飛ばすように、さらなる肉体の強じん化を図っている。
杉山はかねて千賀が一目置いてきた世界的ポテンシャルの持ち主。自身のメジャー移籍後に満を持して頭角を現した後輩とのグラウンドでの再会を千賀は誰よりも心待ちにしているはずだ。球団も2人のタッグ実現を大歓迎。果たして、合同練習でどんな化学反応が起きるか。杉山の成長意欲をさらにかき立てる貴重な時間となりそうだ。













