全日本プロレス28日の熊本大会で安齊勇馬(26)が3冠ヘビー級王者の宮原健斗(36)に挑戦表明した。

 安齊は青柳優馬とのタッグで「世界最強タッグ決定リーグ戦」Bブロックに出場していた。しかし、優馬が23日沼津市内で免許失効状態で交通事故を起こし、欠場したことで、残りの公式戦のすべてを不戦敗で終えることになった。

 安齊は28日熊本大会では斉藤ジュンと組んで、宮原健斗&井上凌と激突。試合はジュンがサイコブレイク(変型チョークスラム)で井上から3カウントを奪い、チームに凱歌をもたらした。

 勝利後、マイクを握ったジュンが以前から公言していた〝シリーズ戦全勝なら3冠挑戦〟を宮原に突きつけると安齊は「ちょっと待て」と遮り、ジュンからマイクを奪った。

「俺はよ、青柳優馬のせいで世界最強タッグ2025終わっちまったんだよ。だから3冠ヘビーには俺が挑戦する」と宣言。さらに「俺が抱えてる悔しさ、怒りをどこにぶつければいい? みんなからもらった期待、応援をどうすればいい? 俺はワガママでいくから。3冠ヘビー、俺が挑戦するわ。文句は全部、青柳優馬に言ってくれ」と吐き捨て、リング上でジュン、宮原とにらみ合った。

 バックステージで安齊は「まず俺たちに期待して応援してくれた人たちファンの皆さん、本当にすみません」と謝罪。その上で「あの人の分を背負ってとか言うつもりはないけど、俺のこと見てくれて、俺のこと考えてくれる人たちは裏切らないし、俺が必ず笑顔にして見せるから、全員、俺について来てください」と拳を握った。

 最後に「それと一言だけ。青柳優馬、ほんとにバカ野郎!」と吠え、控室へ去っていった。