米国・AEWの「DYNAMITE」&「COLLISION」3時間スペシャル(マサチューセッツ州ボストン)が、19日(日本時間20日)に放送され、AEW女子世界タッグ王座決定トーナメント初戦の準々決勝で、トニー・ストーム&白川未奈が里歩&アレックス・ウィンザーを下してベスト4に進出した。

 初代女子タッグ王座を争うトーナメントを前に、先週のチーム対抗戦「ブラッド&ガッツ」では、白川がメーガン・ベーンとマリーナ・シャフィールの凶行で血まみれにされ、トニーが降参して敗退。心身ともに大ダメージを負ったが、白川は心機一転、「タイムレス・ラブ・ボムズ」でコンビを組むトニーとおそろいのコスチュームで登場して、観衆を沸かせた。

 白川は序盤から初代AEW女子世界王者の里歩と激しい攻防を展開。白川がドロップキックを連発すれば、里歩もアレックスのアシストを得て場外の白川とトニーにクロスボディーを発射した。さらに白川は里歩の鎌固めで捕まり、ローンバトルを強いられる。

 それでも「ミナ! ミナ!」のチャントを受けて奮い立つ。アレックスの脚を決めながら、里歩をDDTで叩きつけて脱出に成功した。代わったトニーはアレックスに猛攻を加えると、白川のキックからジャーマンで投げ捨てる。今度はトニーがキックをくらわせた里歩を、白川がジャーマンで打ちつける連係攻撃。対角線のコーナーにもたれた敵軍2人には交互にヒップアタックを放ち、最後はトニーがストームゼロ(パイルドライバー)でアレックスを頭からマットに突き刺し、勝利をもぎ取った。

 試合後の白川は場外に下りた里歩と「ありがとう!」とがっちり握手し、健闘をたたえ合った。これでトニー&白川の準決勝進出が決まったが、トニー・カーン社長は22日(日本時間23日)のPPV「FULL GEAR」(ニュージャージー州ニューアーク)で、準決勝進出チームによる4WAYトルネードタッグマッチ」を緊急決定した。この試合の勝者は、準決勝の試合条件を決めることができる。

 トニー&白川は、準決勝の対戦相手が遺恨のあるメーガン&マリーナに決まると、大型ビジョンに登場。4WAY戦に勝利した際にはトニーは、準決勝の条件に「鳥小屋マッチ」「アパートメントレスリング」を提案。すると白川は「台北デスマッチ」をぶち上げた。時勢がら何だか危なそうなデスマッチだが…トニーも「いいね!」と叫んで同意した。続けて「ジョン・モクスリー! 私たちがお前のオンナたちにすることを見たら、血尿を漏らすほど恐れるだろうな!」と、恐怖の宣告をぶっ放した。

 マリーナの極悪軍「デスライダーズ」リーダーで、超絶デスマッチを得意とするモクスリーをビビらせるほどメーガンとマリーナを血祭りに上げるというから一体、何が起きるのか? いずれにせよ、白川にとって悲願の米メジャー団体初戴冠まで〝マジック2〟だ。