阪神・藤川球児監督(45)が17日に最終日を迎えた高知・安芸キャンプを振り返り、若きナインに厳しいゲキを飛ばした。

 今季はリーグ優勝を果たし、日本シリーズまで戦い抜いた猛虎軍。チーム全体のレベルが跳ね上がる中で、指揮官の目には安芸組の現状はまだまだ物足りなく映ったようだ。「誰かが来季の中心になって優勝を狙えるようなピースには、この中のメンバーではなかなか難しい」とキッパリ。

 昨年の秋季キャンプでは、主力選手の中野や佐藤輝らがキャンプを終える頃には見違えるほどたくましく成長。今春に再会した時は、明らかに別人の仕上がりだったという。今秋は「そんな選手が出て来ればいいなと思いますが、今年に関しては誰なんだろうというくらい」と物足りなさを口にした。

 春季キャンプに向けては「3倍、4倍の別人になって戻ってきてもらわないと困る。これから2カ月半、2月まで非常に厳しい練習と鍛錬を積んで大幅なレベルアップが必要となりますね」と今オフでの奮起を促した。

 火の玉指揮官のゲキに応え、来春は別人としてキャンプに現れるのは誰なのか。若虎たちの勝負の冬が始まる。