ソフトバンクの王貞治球団会長(85)が16日、ソフトボール・ニトリJD.LEAGUEの「2025ダイヤモンドシリーズ」ファイナル戦(Gタウン)の前に始球式を行った。始球式後には巨人OBを代表して阿部慎之助監督(46)にゲキを飛ばした。

 球場に集まった数多くのファンに見守られながらグラウンドに姿を現した王氏は、マウンドに上がると腕を下から上に1回転させるウインドミル投法を披露。ボールはワンバウンドで捕手のミットに収まった。「全然その(投げる)コツがわかんなくて、もうちょっといい球を投げられたらと思ったけど、全然ダメだったね」と苦笑いを浮かべていた。

 この日は初めて訪れたジャイアンツタウンスタジアムを念入りに視察。「私はジャイアンツの多摩川のグラウンドしか知らないんでね。練習環境がものすごくよくなったと思いますよね」と目を輝かせた。

 現在の巨人にも言及した。今季は70勝69敗4分けと貯金1でリーグ3位。2年連続のリーグ優勝を果たすことはできなかった。同氏は「今年は残念でしたからね。来年はぜひ頑張ってほしい」とエールを送りつつも「阿部監督もね、ちょっと評判悪くてもいいから。勝負の世界は勝ちゃいいんだから。やはり、勝ったらね、なんだかんだ言われることもないわけだから。とにかくここまできたら選手を上手にするっていうことを徹底して指導してほしいなと思います」と話した。