侍ジャパンの坂本誠志郎捕手(32)が15日の強化試合「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025 日本vs韓国」(東京ドーム)に「8番・捕手」で先発出場。大観衆の中では初めてとなったピッチコムの運用などについて振り返った。

 日の丸のユニホームに袖を通して初めての国際試合となった坂本は、スタメンマスクをかぶって5回まで曽谷―森浦―松本と3投手をリード。打っては4回に四球、5回に内野安打で出塁するなど、堅実な働きを見せた。

 4万人超の大観衆を前にして初めてのピッチコムを使用しただけに、当初はスピーカーの聞こえにくさなど、未知の問題が生じるのではないかと懸念もされていたが、意外にも坂本は「最初の頃は焦りとか投げ急ぎもあったが、だんだん慣れてきて時計を見ながら使うこともできました」と適応してきたことを明かすと「試合の中で余裕もできたように感じました。前はボタン押すことにいっぱいいっぱいになっていたが、今日は(意志を)伝えられる時間を作ることができました」と振り返った。

 また、併せて設けられたピッチクロックについては、打者目線から「意味があるかは分からないですが、相手の心理的な部分で(有効な)タイムの取り方を打席でできるかもしれないですし、急いでいたら時間かけるとか、逆に時間かけずにすぐ行ってしまったりとか…。時間の使い方でいろいろな工夫ができるなと改めて感じてきています」と新たな収穫も得た様子だった。