「ラグザス 侍ジャパンシリーズ」日本―韓国戦(15日、東京ドーム)の5回の両軍の攻防で、両軍の指揮官が立て続けに判定への抗議のためグラウンドへ駆け付けた。

 まずは表の韓国の攻撃で、先頭・ムンが捉えた打球は侍3番手・松本裕の右足に直撃。このリバウンドを一塁・佐々木泰が捕球し一直と判定された。

 だが韓国サイドは、打球が松本の右足に当たる前に、接地していたと主張。韓国・リュ監督が審判団に約5分間抗議したが、判定が覆ることはなかった。

 珍事はその裏のジャパンの攻撃でも発生した。先頭・野村勇がフルカウントから左方向へ高々と打ち上げた打球は、左翼ファールゾーンに着地したが、球審はこれが東京ドームの天井に当たったと判定し、エンタイトル二塁打を宣告する。

 これに納得がいかなかったリュ監督は再度球審の元へ足を運び抗議。すると今度はこの抗議が通り、判定はファウルに覆る。

 まさかの〝軍配差し違え〟に今度は侍指揮官の井端監督がグラウンドへ出動。審判団からの説明を受けると、納得したのか自軍ベンチへ引き揚げた。

今度は井端監督が審判の元へ
今度は井端監督が審判の元へ

 この一戦ではWBC本大会でも採用される「ピッチコム」「ピッチクロック」などのルールを適用して挙行。時短を期しての措置だが、不透明なジャッジとそれに伴う抗議などが相次いだこともあり、試合は何度も間延びしてしまった。