女子プロレス「マリーゴールド」のワールド王者・青野未来(35)が、後藤智香(31)からの挑戦表明を拒否し続けている。

 1日の牛久大会で後藤から挑戦を表明された青野だったが、王者が難色を示したことにより17日の東京・後楽園ホール大会では2人のシングルマッチが組まれた。13日の新宿フェイス大会前に行われた記者会見で青野は「実績も何もないのに、どこにそんなに自信がるのか…。どう考えても勢いで来てるとしか思えない」と再び挑戦を拒否。

 それでも諦めの悪い後藤から「そんなに受けてくださらないと言うならば、当日後楽園ホールにいるお客さんに私が挑戦するのにふさわしいか、ふさわしくないか聞いてみましょう」と提案された青野は「お客さんも私はしっかり見てると思うので、全然いいです。お客さんが望むならいくらでもベルトかけてやります」としぶしぶ承諾。当日の観客の声で王座戦が決定する形で行われることが決定的になった。

 この日の大会で青野は田中きずなと組み、後藤&ナイトシェイドと対戦。前哨戦として行われた試合で2人はバチバチと火花を散らし、エルボーを打ち合うと一進一退の攻防を展開した。

 10分過ぎ後藤にジャイアントスイングでぶん回されピンチに陥った青野だったが、何とか立ち上がるとラリアートを炸裂。きずなと好連係を繰り広げあと一歩のところまで追い込んだ。だがきずなが大暴れするナイトシェイドにつかまると劣勢に。最後はきずなが後藤からゴトーンを決められ3カウントを献上した。

 試合後マイクを持った後藤から「ナイトシェイドのお力もあってゴチカ(後藤)が勝った。直接青野未来からじゃないけど、今日の声援未来さんの耳に届いていたでしょうか? 必ずその赤のベルトをかけて戦いましょう」と宣戦布告された。

 後藤の言葉に青野は「あのね、この深紅のベルト(ワールド王座)は厳格なものなんだよ。今日も私から勝ったわけじゃないだろ。後楽園はお前一人なんだよ。一人で私に勝つ自信あんのかよ。そんな智香がギャンギャン言ったってたわ言にしか聞こえないんだよ」と吐き捨てリングを後にした。