女子プロレス「マリーゴールド」のユナイテッド・ナショナル(UN)王座戦(13日、新宿フェイス)は王者・ビクトリア弓月(20)が、同期の瀬戸レア(24)を撃破し初防衛に成功した。

 同じ2023年にデビューした2人。昨年4月に当時スーパーフライ級王者だった弓月がレアに勝利し防衛に成功した過去がある。その後レアは弓月を裏切り極悪軍団「ダークネスレボリューション(DR)」に入り闇落ち。ライバル関係を続けてきた2人は、この日向かい合うと激しい火花を散らした。

 だが序盤で場外乱闘をしかけられた弓月は、何度も客席に投げ飛ばされた上にベルトで首を絞め上げられ悶絶。その後もレアのラフファイトと右脚に集中攻撃を浴びせられなかなか流れを奪えず苦戦を強いられた。

 それでもレアを場外に吹き飛ばすとプランチャを放ち形勢逆転に成功。最後まで執拗に右脚を攻められた王者だったが、トラースキック2連発を顔面に打ち込み相手の意識を奪う。最後は得意のビクトリア・サンセット(きりもみ式ダイビング・ボディープレス)でレアを沈め初防衛に成功した。

 試合後、マイクを持った弓月は「初防衛に成功しました! おい、瀬戸レア…やっぱりお前とやると刺激をもらってるなって感じるよ。でもお前はいつもただの挑戦者で終わってる。でもそうじゃなくて、今度はその枠を超えて…またこのベルトかけてやりましょう」とゲキを飛ばした。

 これに涙を流すレアから「ビクトリア弓月…私は何度負けたって立ち上がるし、それがプロレスラーだと思う…。ビクトリア弓月が言うようにただの挑戦者の枠を抜けてまた挑戦しにいくから…ベルト取られないようにしてください…」と再挑戦を予告された。

 弓月は17日の後楽園ホール大会で山岡聖怜とのタッグでツインスター王者のCHIAKI&松井珠紗に挑戦が決定している。「私はここで2冠チャンピオンになってマリーゴールドを引っ張っていくのはこの私ってことを証明してやるよ!」と宣言し大会を締めた。