西武からポスティングシステムでMLB移籍を目指す今井達也投手(27)を巡り、争奪戦が勃発する雲行きだ。

 ネバダ州ラスベガスで開かれたGM会議では右腕に多くの関心が寄せられ、米スポーツサイト「ブリーチャーリポート」は12日(日本時間13日)、「移籍先トップ10ランキング」を発表し、ジャイアンツを1位に挙げた。

 その理由の一つとして、これまでの苦い記憶もあるといい「大谷翔平、山本由伸、佐々木朗希の獲得に失敗してきたが、(今オフ)ついに日本人スター選手獲得を成し遂げたいと考えているチームの一つ」と説明。日本選手にフラれ続けた悔しさが原動力になる可能性があるとみている。

「チームロンゲ」Tシャツを着る今井
「チームロンゲ」Tシャツを着る今井

 ただ、簡単な道のりではない。同地区のライバル球団であるドジャースは毎年のようにポストシーズンに進出。ジャイアンツは「過去6年間でプレーオフに出場したのはたったの一度だけ」という成績が、FA選手を獲得する上での妨げになることは否定できない。

 それでも現時点で想定されている2026年のチーム総年俸がぜいたく税の基準である「2億4400万ドル(約376億円)」まで「およそ5000万ドル(約77億円)の余裕がある」といい、「今井を獲得できるかどうかは、球団がどこまで予算を拡大する意思を示せるかにかかっている」とまとめた。

 また、ランキングの2位はメッツで、3位以下はレッドソックス、ヤンキース、ブルージェイズ、カブス、ドジャース、パドレス、オリオールズ、ダイヤモンドバックスが続いた。