野手転向となった阪神・西純矢投手(24)が、11日の練習試合・中日戦(春野)の9回に代打で出場。打者デビュー初戦となり、ひと際大きな歓声と拍手を背に受けながら打席へ立った。

「応援してもらえることはありがたいので。一生懸命、頑張ろうと思いました」

 中日7番手・福田に対しファウルで粘りながらも、最後はカウント2―2から7球目の直球を見逃し三振。「久しぶりの打席ですし、すごく緊張して入りました。三振は三振なので。変化球も頭にありながら、手が出なかったです」と冷静に振り返った。

 プロ6年目での野手転向。秋季キャンプでは打撃練習にもみっちりと取り組んできたが「ピッチャーの球を見るのも2年ぶりくらい。全然違うなと思いながら打席でも見ていました」とし「ファウルを打てたのはよかったですが、出させてもらったからには打ちたかったですね」と悔しさもにじませた。

 秋季キャンプや試合試合を見守ってきた藤川球児監督(45)は「打席がもらえるような練習態度ではある」と評価。「打席に立ちたいバッターはたくさんいる。そこで立てるまでの競争がありますから。そういう意味では、打席がもらえるような練習態度を平田二軍監督からも教えてもらっていたと思いますから」とうなずいていた。