女子プロレスラーの〝太陽神〟Sareee(29)が、親友のなつぽい(30)へ猛烈ゲキを飛ばした。
9度目となった自主興行「Sareee―ISM ChapterⅨ」(10日、新宿フェイス)では、9月に自身が保持していたIWGP女子王座をかけて激闘を繰り広げた鈴季すず(スターダム)と初タッグを結成。16日のセンダイガールズ(仙女)後楽園大会で一騎打ちを控える橋本千紘(仙女)、なつぽい(スターダム)組と対戦した。
序盤は鈴季と息が合わず小競り合いをする場面もあったが、なんとか好連係につなげて流れを奪う。だが15分過ぎ、コーナーに上ったSareeeが場外の敵軍目掛けプランチャを狙ったところで、橋本に抱え上げれて場外へ投げ飛ばされてしまう。さらになつぽいからもプランチャを見舞われ、一気に追い込まれた。
それでも何とか立ち上がったSareeeは、親友に容赦ない頭突きを連打。裏投げを避けられ張り手もくらったが、もう一度頭突きでなつぽいの意識を奪う。最後はなつぽいにリストクラッチ式裏投げを決め、3カウント奪った。
試合後、マイクを持ったSareeeは「鈴季すず、お前やるなあ。コイツはIWGPを巻いたことによって出会った1人なんですよ。戦うのはもちろんいいけど、組むのもいいんじゃない?」と呼びかけると、鈴季から「私のこと大好きだな。それにしてもめちゃくちゃ面白かったじゃねえか。この超デカおもろ女とも戦えて、血が湧き上がったぜ。Sareee、とりあえず今日はありがとう」と感謝を述べられた。
そして、なつぽいに目を向けたSareeeは「私は今日改めて思った。アンタはすごいよ。いつもヘラヘラ楽しくしてるなつぽいだけじゃなくて、本気のなつぽいもかっこいいよ。それなのに、なんでもっと自信持たないの? 今日戦ってどう思った?」と問いかけた。
すると目に涙を浮かべたなつぽいから「団体に所属して、トップを走り続けるって相当苦しい。だけど、私はずっとトップで輝き続けるために会社ともケンカして、毎日必死に頑張ってる。でも、そうやって勝ち取ったものは『会社に推されてる』という言葉で片付けられて…もう何に悩んでるのか、わからなくなった」と複雑な思いを告白された。
だが、この日の試合で目的が明確になったというなつぽいから「本当は魂燃やすような、こんな戦いをずっとしていたい! 今日改めて思った、Sareeeをぶっ潰す。私にとって赤いベルト(ワールド王座)とか白いベルト(ワンダー王座)とかIWGP女子王座とかじゃなくて、Sareeeをぶっ潰すことが一番価値を感じる。だからそれまでバイぽい!」と宣戦布告された。
これにSareeeは「なつぽいのその思いは痛いほどわかるよ。でも私はこのリングに上がった以上、今こうやって向き合ってる以上はそんな甘い気持ちは全部捨てた。悔しかったら早く私に追いついてみろ。でも、絶対追い越させないけどね」と太陽神なりのエールを送った。
なお、試合後に橋本から16日の後楽園大会でのシングルマッチを自身の保持する仙女ワールド王座のタイトルマッチに変更することを提案されると、Sareeeも快諾。王座戦で行われることが決定的になった。















