女子プロレス「スターダム」の〝妖精〟なつぽい(30)の逆襲劇が始まる。親友の自主興行「Sareee―ISM ChapterIX」(10日、新宿フェイス)への出場が決定。Sareeeから放たれた〝飼い殺し〟発言に対し、複雑な胸中を明かした。
同大会のメインイベントで、なつぽいはセンダイガールズの橋本千紘と組み、Sareee&鈴季すずと対戦する。10月28日に行われた記者会見では、Sareeeから「最近のなつぽいって、スターダムのリングの中ですごいくすぶっている感じがして。言い方は悪いけど〝飼い殺し〟にされたんだなって感じ」と厳しい言葉をかけられた。Sareeeの言葉に対し、なつぽいは「いろんな捉え方があると思うけど、Sareeeは『お前次第でどこまでもはい上がれるんだぞ』っていうことを伝えたかったんだと思う。確かにもがいてる時間もあった。でも何もしてなかったつもりはない」と語った。
親友の言葉に気づかされたこともあったという。今年5月にデビュー10周年を迎えたなつぽいは、同期の安納サオリとデビュー10周年記念大会を開催。その後7月にワールド王者の上谷沙弥に挑戦したが惜しくも敗北し、王座取りを逃した。リーグ戦「5★STAR GP」では準決勝で吏南に敗れ、シングル戦線から離脱していった。
なつぽいは「スターダム所属になってから10周年大会まで、休む暇なく走り続けてきた。10周年が終わって引退した(中野)たむちゃんの思いを背負ってとか、自分自身の目標は捨てちゃいけないと思ってワールドにも挑戦したけど、後から『あの時のなつぽいは苦しそうだった』って周りから言われて」と振り返る。その上で「10周年大会が終わってからの半年間が、それまでの5年間と比べて一番長く感じた。それって自分の中でどこか燃えてなかったり、プロレスへの楽しいって気持ちがちょっと落ちてたんですよね。それをSareeeは気づいてたんだな」と明かした。
親友に火をつけられた妖精は、この大会の主役を奪い復活ののろしを上げる。「この試合はSareeeから『この濃い人たちの中でお前はどうするんだ』と試されてる気がする。だから私は、ここでもう一段階ステップアップするためにもSareeeの興行だろうと遠慮しないです。誰にも負けないなつぽいワールドを見せてやりますよ」。妖精が再び羽ばたく。












