ソフトバンクの柳田悠岐外野手(37)が聖地・甲子園で強烈な一発を放った。30日に行われた阪神との「SMBC 日本シリーズ 2025」第5戦に「1番・左翼」で先発出場。打撃好調の主砲は、0―2で迎えた8回にシリーズ1号の同点2ランを叩き込んで試合を振り出しに戻した。

 一死一塁、マウンドには虎の中継ぎエース・石井大智投手(28)。初球の150キロ真っすぐを強振すると、打球は左翼ポール際スタンド席に着弾した。柳田は力強く右手を突き上げてダイヤモンドを一周すると、ベンチに戻って「やったー!」と絶叫。野球少年のように喜びを爆発させた。

 逆方向への強烈な一撃に、虎党で埋まった甲子園は静寂の後にどよめきが起こった。「いいスイングができた。とにかく今日決められるように全員で勝ちにいく」。王手をかけて迎えた一戦で、絶対的主砲がチームを勇気づけた。