ソフトバンクの山川穂高内野手(33)が26日の「SMBC 日本シリーズ 2025」の阪神戦(みずほペイペイ)で自慢の打棒を爆発させた。前日の第1戦でスタメンを外れた大砲。この日「6番・一塁」で先発出場すると、初回に勝ち越しの2点適時二塁打を放って意地を見せると、続く2回は代名詞の一発で球場をどよめかせた。

 6―1とリードを広げて迎えた第2打席。二死一、二塁から相手2番手左腕・岩貞の2球目スライダーを強振すると、打球は左中間席中段に着弾した。打球速度179キロ、角度31度、飛距離133メートルの豪快なアーチに鷹党は歓喜し、虎党からは悲鳴のような声が上がった。

表情を変えず「どすこい!」を披露したソフトバンク・山川穂高(左)
表情を変えず「どすこい!」を披露したソフトバンク・山川穂高(左)

 山川は表情を変えることなくダイヤモンドを一周すると、ベンチに戻っても笑顔を浮かべることはなかった。それでも意地の一発に「いいイメージを持って打席に入ることができ、スライダーを完璧にとらえることができました。いい展開に持ってくるホームランとなってよかったです」と満足そうにコメント。CSファイナルステージ初戦からポストシーズン7試合連続で3得点以下だったホークス打線が、山川の奮闘もあって目を覚ました。