新日本プロレス25日埼玉・熊谷大会の「スーパージュニアタッグリーグ(SJTL)」Aブロック公式戦で、高橋ヒロム(35)、外道(56)の「外道夢道」がIWGPジュニアタッグ王者のDOUKI(33)、SHO(36)組に2敗目を喫し、優勝決定戦(11月2日、岐阜)進出の可能性が消滅した。

 ヒロム属する「無所属」と外道属する「バレットクラブ・ウォー・ドッグス」の和解によって誕生した異色タッグは、ここまで2戦して1勝1敗。王者組との大一番は、知力と体力と技能を競い合う白熱の攻防が続いた。

 ヒロムがDOUKIをD(変型三角締め)で捕獲すると、SHOが鳴らした偽りのゴングで勝利を勘違いして技を解いてしまう。逆にイタリアンストレッチNo.32に捕らえられたが、今度は外道が偽りのゴングを鳴らしてDOUKIに技の解除を促すいう化かし合いが展開された。

スーパーフライも見せた外道(上)だったが…
スーパーフライも見せた外道(上)だったが…

 DOUKIを孤立させて攻勢に出た外道夢道は、ヒロムのTIME BOMBⅠ・Ⅴから外道がスーパーフライを投下。これをカウント2で返されると、外道が急所攻撃から外道クラッチを狙う。しかし、これを防がれてロープに突き飛ばされ、場外にいたSHOの鉄板攻撃から横入り式エビ固めで丸め込まれ、3カウントを奪われてしまった。

 一瞬のスキを突かれて痛恨の敗戦となったヒロムは「げどぴっぴ大先生(外道)は何も悪くねえよ。気を抜いちまった。そこはさすがIWGPジュニア、IWGPジュニアタッグ2冠王のDOUKIってとこだな。チクショウ…げどぴっぴ丸(外道)のスーパーフライを返すとはな…完全に勝ったと思った。それが甘かった」と猛省。

「思い出させてくれるよ、王者がよ。俺もGHCジュニアの王者なんだよ。お前の持ってるIWGPジュニアと交わっても面白いじゃねえか。でも、その前にこのリーグ戦優勝して、お前らの持ってるIWGPジュニアタッグ、いただいちゃうよ?」と逆襲を誓った。

 ところがAブロックではDOUKI&SOH以外にもYOH&ワトが開幕3連勝を飾っている。この両チームが直接対決(30日、福井)を残しているため、無効試合や負傷離脱などのアクシデントがない限り、すでに2敗の外道夢道は残り試合で全勝しても勝ち点で上回ることができない。

 開幕前から注目を集めていた異色タッグだったが、開幕から3日で脱落が決定的となってしまった。