新日本プロレス24日後楽園大会の「スーパージュニアタッグリーグ(SJTL)」Aブロック公式戦で高橋ヒロム(35)、外道(56)の「外道夢道」がテンプラリオ(33)、ジェイコブ・オースティン・ヤング(33)組に初黒星を喫した。

 ヒロム属する「無所属」と外道属する「バレットクラブ・ウォー・ドッグス(WD)」の両ユニットが、13日両国大会で電撃和解。この流れを受けて結成された異色タッグは初戦(23日、後楽園)でクラーク・コナーズ&永井大貴を下し白星発進を飾っていた。

 2戦目となるこの日もヒロムは困ったら外道を対戦相手に投げつける斬新な戦法で優位を築く。ヒロムがテンプラリオを、外道がジェイコブを捕らえ、2人同時のチンクラッシャー、続けてトラースキックを発射。最後は夢道クラッチと外道クラッチでの2人同時フォールを狙った。

 しかしこの時点で試合権のある外道がジェイコブにクラッチを外されると、ジェイコブスラダー(不知火)でマットに叩きつけられ逆転3カウントを奪われてしまった。背後で起きた一連の攻防を見ていないヒロムは勝ったと勘違いしていたが、レフェリーに負けを宣告され、驚きの表情を浮かべた。

 ヒロムはバックステージでも「げどぴっぴ(外道)! 何があったんですか!」と混乱が収まらない様子。怒りの矛先はレフェリーに向き「嘘だろ、レフェリー何年やってんだよ。俺が先にやってワンツースリーもらってんだろ間違いなく! プロレスのルールもわからねえのかよ、オイ!」と試合権の有無を勘違いしていた事実を棚に上げて八つ当たりだ。

 それでも最後は「勝ちみたいなもんですよ。優勝したらいい。要は結果がすべて。準優勝したら誰の記憶にも残らない」と前を向き「勝ったようなもんだ」と何度も叫びながら控室へ引きあげていった。次戦(25日、熊谷)はIWGPジュニアタッグ王者で「ハウス・オブ・トーチャー」のDOUKI&SHOとの大一番を迎える。